コミュニケーションのボタンの掛け違い

「自分の頭の中にある文脈は、説明しなくても共有されているはずだ」という強い思い込みを持っている人がいます。
これを表す言葉はいくつかあります。

・「自己中心性」
最も学術的でフラットな表現です。
自分が持っている情報と言語化されていない意図を、他人も同じように持っていると思い込んでしまう認知の偏りを指します。

・「高コンテクスト依存」
コミュニケーションにおいて「言葉そのもの」よりも「状況や空気」を重視しすぎる状態です。
本来、SNS(特にXなど)は背景の異なる不特定多数が閲覧するため、低コンテクスト(言葉で説明する)な振る舞いが求められます。そこへ極端な高コンテクスト(察してくれ)を持ち込むため、摩擦が起きます。

・「エスパー募集」
掲示板やSNSで、説明不足な投稿に対して皮肉を込めて使われる言葉です。
「書いていないことを当てろというのは、読者に超能力(エスパー)を求めているのと同じだ」という批判的な意味合いが含まれます。

最近見た事例では、「枯れた技術」について表面的かつ間違った事を投稿し、誤りを指摘されると、「そんなの判ってるよ。お前ら文脈読む力無い」と「書いてない文脈」を持ち出して逆切れしている人がいました。